糖尿病の運動療法にピラティスがおすすめな理由

岡山の姿勢矯正・改善ピラティススタジオGreen&Bodyです。


糖尿病は近年現代病として罹患数が急増しており、2017年の調査では328万人が罹患しているという驚きの数字が発表されました。(厚生労働省)


糖尿病とは血中のブドウ糖数値が慢性的に高くなり、血管や神経に障害が起こり様々な合併症を引き起こし、脳疾患や心疾患にもつながる恐ろしい疾病です。


糖尿病は大きくI型とII型に分別され、I型はウィルス感染や遺伝的要素によって血糖値を下げられなくなるタイプです。しかし、このI型は糖尿病罹患者の10人に1人と言われています。

現代で多いのはII型で、これは食べ過ぎや運動不足などの生活習慣が原因になる要素が強いと言われています。


II型糖尿病には食事療法と運動療法が効果的で、食事は和食を中心としたバランスの取れた食事を適量食べることが推奨されています。


運動は有酸素運動や筋力トレーニングが推奨されていますが、強度の高い運動は逆に血管や心臓などに負担を掛けてしまいます。


そこでおすすめなのがピラティスです。ピラティスが糖尿病におすすめな理由は3つあります。


  1. 血糖値を下げることができる
  2. 全身運動ができる
  3. からだに負担が少ない


ピラティスを定期的に生活に取り入れることで、血糖値を緩やかにコントロールすることが期待されます。


糖尿病って?

糖尿病は、インスリン作用の絶対的あるいは相対的不足によって、糖の代謝障害をきたす疾患である。インスリン依存型糖尿病(I型)とインスリン非依存型糖尿病(II型)に大別される。インスリン非依存型糖尿病の発症因子としては、肥満・運動不足・老化・妊娠・感染症・ストレス・内分泌異常があげられる。

ILLUSTRTED MEDICINE


難しく書かれていますが、血液中に流れる糖分が慢性的に高い数値になってしまい、様々な病気を引き起こす病気です。

糖尿病で最も恐ろしいのは合併症です。

  • 神経障害…主に手足の神経に異常による、痺れや痛みなどの感覚障害
  • 網膜障害…目の網膜の血管が蝕まれ、最悪失明に陥る
  • 腎障害…腎臓内の血管が蝕まれ、最悪人工透析が必要になる

この合併症が起こると生活に支障をきたします。更に、糖尿病は全身の血管にダメージを与える為、合併症以外にも脳疾患や心疾患の引き金になってしまうのです。

そして最も恐ろしいのが、低血糖昏睡です。

人間にとって血糖値は必要です。糖分がなければ、脳も全身の細胞も働くことが出来ません。つまり欠かせない栄養分でもあります。

この血液中の糖分(血糖値)が異常に少なくなると、めまいや寒気が起こり、最悪意識を失って昏睡状態になってしまいます。

糖尿病は血糖値が慢性的に高いとお伝えしましたが、これはつまり血糖値をコントロールすることが出来ない状態とも言えます。

特に薬を服薬されている方は慢性的に血糖値のコントロールがうまく出来ない状態にある為、血糖値が急激に下がってしまう傾向に陥りやすいです。

低血糖症状・昏睡は命に関わります。これが糖尿病で最も恐ろしい症状なのです。

糖尿病を予防改善する2つの方法

糖尿病を予防改善する為には、2つの方法があります。

  1. 食事療法
  2. 運動療法

食事療法

食事に関しては、食べ過ぎない・飲み過ぎない・甘いものを摂らないのがベストです。食べ飲み過ぎや甘いものの摂取が糖尿病の1番のリスクになっているので、ここを控えることが必須です。


そして、日頃摂る食事は和食の定食スタイルがオススメです。食材で悩むこともあると思いますが、その時は”まごわやさしい”を心掛けましょう。


これは生活習慣病の患者さんに推奨される食材の頭文字を並べたものです。


  • ま=豆類
  • ご=ごま
  • わ=わかめ(海藻類)
  • や=野菜
  • さ=魚
  • し=しいたけ(キノコ類)
  • い=芋類

この食材を意識して選ぶようにしましょう。

運動療法

運動をすることによって、血液中の糖分をエネルギーとして使うことが出来ます。


使われた糖分はエネルギーとして燃焼される為、体内に滞ることはありません。


また、筋肉を動かす時のエネルギー源は体内の糖分です。つまり、筋肉を動かす・負荷を掛ける運動は、どんどん体内の糖分を燃焼することが出来るのです。


これは有酸素運動よりも、筋力トレーニングの方がその糖分を使う割合は多いです。


しかし、ここで問題が一点あります。それは、強度の高い運動は逆効果になるということです。


糖尿病や血糖値が慢性的に高い状態では、血糖によって血管が傷付けられています。つまり健康な血管よりも”もろい”ということです。


もろい血管で最も怖いことは、その血管の傷が広がったり破れてしまうことです。

これが脳で起これば脳出血やくも膜下出血、心臓で起これば心筋梗塞になってしまうのです。


また、運動によって血糖値が下がり過ぎると、上記で説明したような昏睡状態に陥ってしまいます。糖尿病の方は血糖値のコントロールがうまく出来ない為、この可能性が健康な人よりも非常に高くなっています。

運動は糖尿病に確かに効果的ですが、血糖値を下げよう・より頑張ろうとすると、このような恐ろしい自体にも繋がりかねないのです。

糖尿病の運動療法にピラティスがおすすめな3つの理由

そこで、糖尿病の運動療法にピラティスがおすすめなのです。おすすめの理由は3つあります。

  1. 血糖値を下げることができる
  2. 全身運動ができる
  3. からだに負担が少ない

1.血糖値を下げることができる

ピラティスは筋肉を使います。自分のからだや重力を負荷としてエクササイズを行い、その中でからだをコントロールすることで、コアを中心に全身を使います。


血糖値を下げる為には血液中の糖分をエネルギーとして使う必要がありますが、コアや全身を使うピラティスは効率的に血糖値を下げることが期待できます。

ピラティスが終わった後はからだが整って気持ち良いというのはもちろんですが、普段使っていない筋肉を使ってバランスを整える為、場合によっては汗が出る程きつくも感じます。


その時特に糖分をエネルギーとして使うことが期待できます。



2.全身運動ができる

血糖値は血液中の糖分である為、全身に影響があります。その為、糖尿病の合併症は目や手先に障害が出るのです。


逆を言うなら、全身をしっかり使うことで、効率的に血糖をエネルギー源として使うことが出来るのです。


筋トレでも糖分をエネルギーとして使うことは出来ますが、単独の動きになりやすいのがデメリットです。


ピラティスは、ほとんどの動きが全身運動です。からだをコントロールする運動の為、全身の筋肉をバランスよく使うことができ、血糖値を安定にさせることが期待できます。

3.からだに負担が少ない

ピラティスの強度は、体重・重力・アンバランスなどが考えられます。


場合によっては汗が出る程きつくも感じますが、それでも運動強度指数の1つである心拍数は100拍/分を超えることはほぼありません。


マラソンや筋トレなどの場合、心拍数は最大で150拍/分を超えることもあります。


安静時の心拍数が平均で60拍/分ですから、これがいかに強度が高いかわかるかと思います。


強度が高い場合のメリットとしては、それだけエネルギーを使うということがあります。しかし、それと同様にかなりの負担がからだに掛かります。


その負担は特に血管や内臓に掛かります。糖尿病を罹患している場合、既に血管や内臓は傷付いている状態です。そこに更に強い負荷を掛けることは非常に危険です。


しかし、ピラティスであればその心配がありません。強度を上げても心拍数が100拍/分を超えることはなく、からだに負担を掛けずにエクササイズを行うことが可能なのです。

マシンピラティスはより効果的!

ピラティスをされたことがある方の多くは、スポーツクラブのスタジオプログラムや公民館の教室などで、その場合マットが中心です。


しかし、ピラティスの幅を飛躍的に広げるのはピラティスマシンなのです。


ピラティスマシンは、ピラティスの動きを格段に広げ、エクササイズの数も何百倍にも増やせることが出来ます。


その為、強度も動きも糖尿病の症状に応じて選択することが出来るのです。


また、有酸素運動の要素も大きくなります。


例えば、ピラティスマシンのリフォーマーを使用した”フットワーク”というエクササイズ。

【リフォーマー・フットワーク】

こちらのエクササイズは、リフォーマーというベッドが動くマシンに乗って、正しい姿勢を保持したまま膝の曲げ伸ばしを行うエクササイズです。


トレーニングのウォーミングアップや、骨盤の安定性向上などに効果がありますが、実は心拍数や血圧にも効果があります。


このエクササイズは、心臓よりも足を高い位置にセットしてからだを動かし続けます。それにより適度な負荷を心臓に掛けたまま、一定時間運動することが可能になります。


有酸素運動とは①全身運動である②一定時間行うものである③リズミカルであると定義されます。


このフットワークは、まさに有酸素運動になります。しかも、正しい姿勢で安全に動き続けることが出来て、姿勢矯正まで出来るというおまけ付きです。


これはマシンピラティスでなければ出来ません。

まとめ


糖尿病になると、神経や内臓などに負担を掛けて、命に関わります。


その糖尿病の予防改善には、食事療法と運動療法が必須となります。


その中の運動療法では、運動をすることで血糖値をコントロールすることが可能ですが、運動強度の選択を誤ると逆効果になり兼ねません。


その運動療法として、ピラティスがオススメです。


ピラティスでは、安全に全身運動をしながら血糖値を下げることが期待できます。


マシンを使うことで、更にその効果を引き出すことが可能となります。


血糖値を下げたいと思われている方、一度ピラティスをしてみませんか?安全に健康になれますよ!

【参考文献】

・健康運動指導士テキスト
・厚生労働省ホームページ
・運動療法としてのピラティス

 

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【代表トレーナープロフィール】木村泰久

2017年7月3日
姿勢矯正・改善ピラティススタジオ Green&Body 〒700-0975 岡山市北区今4-15-23 2F

086-237-4370

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