リーキーガット症候群って?

リーキーガット症候群とは、医学用語ではありませんが、1つの症状として広く認知されています。

 

リーキーガットは、Leakey(漏れている)Gut(腸)の造語の、”腸から漏れる”という意味で、腸内バランスが崩れて腸のバリア機能が失われ、そこから悪玉菌の出す毒素や悪玉菌そのものが漏れ出てしまうものです。

 

腸から漏れた毒素は体内に吸収され、その先の細胞や組織、内臓を刺激し炎症症状を起こします。これらが自己免疫疾患につながるという研究結果もあります。

 

さらに、リーキーガットの状態では腸の主要機能である”栄養をきちんと吸収する”ということに機能不全が起こってしまいます。これではいくら良い栄養を摂っても、生かすことが出来ません。

 

この2つが同時に起こり、からだに様々な症状を起こしてしまいます。

 

数年前ですが、テニスのジョコビッチ選手がリーキーガット症候群の症状で苦しみ、それを改善したという本を出されたことでリーキーガット症候群が有名になりました。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

リーキーガット症候群の症状

 

リーキーガット症候群が原因と考えられる症状は多岐に渡ります。

  • 胸焼けや息切れ
  • 嘔吐や吐き気
  • 腹痛
  • 消化不良
  • 下痢や便秘
  • 肥満(運動や食事改善をしても成果が出にくい)
  • 抜け毛
  • お腹の膨満感
  • もろい爪
  • 皮膚疾患(アトピーなど)
  • 蕁麻疹
  • 不眠症
  • 口臭
  • 神経過敏やイライラ
  • 強い倦怠感
  • 不安感
  • 関節痛
  • 喘息
  • アレルギー性鼻炎

これらすべての原因がリーキーガット症候群とは言い切れませんが、病院で検査をしても症状の原因が分からない、薬を飲んでも改善しない、長年繰り返しているという場合、自己免疫・食事・見えない内臓に原因が隠れている可能性が高いです。

 

腸は消化吸収排泄という機能に加え、近年では脳ともつながっていると言われ(腸脳関連)、腸の不調は全身に影響を及ぼすのです。

 

あなたが今抱えている悩みで上記に該当するものがあり、更にそれが長年改善しないのであれば、もしかしたらリーキーガット症候群が隠れているかもしれません。

リーキーガット症候群の原因

  • 小麦食品
  • 乳製品
  • 砂糖
  • 食品添加物
  • ジャンクフード
  • アルコール
  • カフェイン
  • 歯科系の毒物(水銀などの詰め物)
  • 慢性的ストレス
  • 薬品

ざっと見ると分かるように、大まかな原因に食生活が隠れています。特に小麦食品・乳製品・添加物は要注意です。

 

例えば、アレルギー検査で小麦や乳製品の反応が出なかったとしても、微小の炎症反応は出ている可能性が高いです。

 

特に小麦食品と乳製品に関しては、成人日本人は分解酵素を持ち合わせておらず、その為ヘドロ状になって腸にへばりついてしまい、長期に渡ってリーキーガット症候群の原因となってしまう可能性もあるのです。

 

また何気なく食べている食品添加物も、腸に大きな負担を掛け、またからだにとっては有害となる活性酸素を生み出してしまいます。

 

微量の活性酸素は脳に必要ですが、それが増えるとからだを酸化させてしまい、これもからだに様々な症状を引き起こしてしまいます。

 

そして、最も怖いのは”自覚症状がない”ということです。

 

これらを摂ってすぐにお腹が痛くなる、気持ち悪くなるなど自覚症状があればわかりやすいのですが、微量が少しずつたまっていき、腸や全身の機能低下につながる為、分からないのです。

 

つまり改善には、習慣化しているところにメスを入れる必要があるのです。

 

リーキーガット症候群の改善方法

 

リーキーガット症候群は、主に食習慣の改善がメインとなります。

  • 小麦食品(パン・麺・お菓子)を避ける
  • 乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト)を避ける
  • お米を玄米食にする
  • 惣菜を控える
  • アルコールとカフェインの頻度を控える
  • ミネラル群・ビタミンC・オリゴ糖を摂る
  • 水を1日1.5リットル以上飲む
  • 適度な運動をする

 

最も早く効果の出やすいのは、原因要因を避けることです。

 

具体的には、2週間~小麦食品・アルコール・カフェインを控えて、それで今抱えている症状が改善するのであれば、腸やリーキーガット症候群が原因になっている可能性があります。

 

その場合、その後の食生活でも出来るだけ控える必要があります。

 

ただし、2週間以上それらをカットすることで、腸の機能改善が行われますので、以前より良くなっていることは間違いありません。

 

ミネラル群・ビタミンC・オリゴ糖は、天然で必要な量を摂ることが難しい為、サプリメントがオススメです。ただし、摂りすぎはこれも添加物につながる為、まずは食事から見直しましょう。

 

大切なことは、まずやってみること。習慣を変えることは大変ですが、その先で悩み解決の糸口がつかめるかもしれません。原因要素を避けて、必要な栄養を取り入れる。ここからはじめてみましょう!

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