岡山のGreen&Body-姿勢矯正・改善ピラティススタジオ- 木村です。
ピラティスを始める多くの方が「骨盤を整えたい」「背骨を伸ばしたい」という姿勢矯正・改善についてのお悩みをお持ちの方が非常に多いです。
特に背骨に関しては痛みなどにも直結する為、多くの方が悩まれています。
背骨の歪みも様々ですが、その中で非常にセンシティブで悩みが深いものがあります。それが「側弯」です。
Green&Bodyにも、側弯を改善したいという方もいらっしゃれば、スタジオの姿勢評価の際にトレーナーから側弯をお伝えして初めて気付かれるかたもいらっしゃいます。
側弯は腰痛の直接的原因にもなりますし、もちろん見た目という姿勢にも大きな影響を及ぼします。また側弯にも種類があり、ピラティスで改善できるものとできないものがあります。
この記事では、側弯についてやピラティスと側弯の関係、また簡単に行えるエクササイズについてもご紹介します。
側弯とは
側弯とは、文字通り背骨が湾曲している状態です。本来背骨は縦方向にはS字で曲がっています。しかし、側弯になると横方向にS字などの捻れが起こってしまいます。
このようにレントゲンで撮ると横方向に背骨が歪んでいることが分かります。
側弯症は女性に多く、また思春期に発生することが多いことも特徴です。側弯の程度は、背骨に対して見る角度のコブ角と言うもので測ることが多く、程度によっては手術が必要にもなります。
治る側弯と治らない側弯
側弯にも治るものと治らないものがあります。それを機能性側弯と構築性側弯に分けることができます。
機能性側弯
機能性側弯は、日常生活やスポーツなどによって起こった側弯で、コブ角で見ても程度が弱く、背中もしくは腰だけに側弯が起こっているケースです。
この側弯は正しい運動療法を行うことで治すことができます。
(もちろん程度によって100%戻すことができないケースもあります)
構築性側弯
構築性側弯とは、生まれつきの側弯や足の長さの違いなどによって起こる構造的なものです。コブ角も強く背中と腰両方に側弯が起こるケースです。
この場合外科手術が必要となり、場合によっては改善もしますが足の長さなどの構造は変えることができない為、このケースでは治すことができません。
このように一言側弯と言っても、まず機能性なのか構築性なのかを見極めることが重要です。病院で側弯と診断されても、それがどの程度で運動療法で改善できるのかというところが非常に重要なポイントなのです。
ピラティスと側弯
ピラティスは運動療法として活用することが多く、側弯に対しても非常に効果的です。
※ここで効果を発揮するのはあくまで機能性側弯であって、構築性側弯の場合はその程度を軽減する要素となります。
Green&Bodyでも多くの側弯症の方にご利用いただきましたが、ピラティスを行うことでしっかりと側弯症を整えることができています。
具体的な方法としては下記になります。
- 逆方向へのエクササイズ
- 左右対称性エクササイズ
- 体幹の安定性向上
- 背骨の柔軟性向上
このようなエクササイズをすることが多いです。ここで重要なことは、左右対称性にすることです。つまり片側だけのエクササイズなどによって対称性を獲得していきます。
側弯症は非常に難解ですが、程度によっては改善することが可能ですし、その方法としてピラティス・運動療法は非常に有効です。
背骨が捻れている気がする、片方の肩だけが下がるなどでお悩みの方は、一度運動療法を取り入れてみてください。ただし、しっかりと見極めた上で必要な場所を整えていく必要がある為、取り入れる際は必ず専門家の下で行うようにしましょう。
問い合わせ
086-237-4370
[営業日] 月-木 9:00 - 21:00 土・日・祝 9:00 - 18:00 金曜日 定休日
コメントを残す