私たちの体にはさまざまな筋肉があり、その中では「アウターマッスル(外側筋肉)」と「インナーマッスル(内側筋肉)」に分かれています。
この2つの筋肉は役割や鍛え方が異なり、姿勢改善においても重要な役割を果たします。ただ、名前は聞いたことがあっても2つの明確な違いなど分かりづらいですよね。
このブログ記事では、アウターマッスルとインナーマッスルの違い、姿勢改善におけるそれぞれの役割、さらにこれらをバランスよく鍛える方法について解説します。
目次
アウターマッスルとインナーマッスルとは?
まずは、それぞれの筋肉の特徴を理解しましょう。
アウターマッスル(外側筋肉)
アウターマッスルとは、表層に位置する筋肉で、腕や脚の動きを支える筋肉群です。瞬発力やパワーを生む役割があり、動きが目立つため「見える筋肉」として知られています。スポーツや筋力トレーニングの中で主に鍛えられるのがこのアウターマッスルです。
主なアウターマッスルの例:
- 大胸筋
- 上腕二頭筋
- 大腿四頭筋
- 広背筋
インナーマッスル(内側筋肉)
インナーマッスルは体の深層部にある筋肉で、姿勢の維持や関節の安定を助ける役割を担っています。アウターマッスルのように目立たないため「見えない筋肉」とも呼ばれますが、姿勢やバランスにおいて欠かせない存在です。
主なインナーマッスルの例:
- 腹横筋
- 多裂筋
- 横隔膜
- 骨盤底筋群
姿勢改善におけるアウターマッスルとインナーマッスルの役割
姿勢改善に重要なインナーマッスルの働き
インナーマッスルは姿勢を支える「土台」としての役割を果たします。例えば、腹横筋や多裂筋などは脊柱や骨盤を支え、自然な姿勢を保つために働きます。これらの筋肉が弱いと、姿勢が崩れやすくなり、腰痛や肩こりを引き起こしやすくなります。
アウターマッスルの働きと姿勢改善
一方で、アウターマッスルは動きを生む筋肉であり、動的な姿勢維持に役立ちます。例えば、デスクワークなどで前傾姿勢が続くと、広背筋などのアウターマッスルが緊張しがちです。このような場合、アウターマッスルとインナーマッスルのバランスを整えることで、負担の少ない姿勢が保てるようになります。
姿勢改善に効果的な筋トレ方法
インナーマッスルを鍛える方法
インナーマッスルを鍛えるには、低負荷・高頻度のエクササイズが適しています。ピラティスはインナーマッスルを意識的に使うため、姿勢改善に非常に効果的です。
おすすめエクササイズ:
- 腹横筋を鍛える呼吸法
息を吐きながらお腹を引き締めるようにして、腹横筋に意識を向けるトレーニングです。 - 骨盤底筋の強化
体幹を支えるための土台づくりに役立ちます。骨盤周りを鍛えることで、より安定した姿勢が保てるようになります。
アウターマッスルを鍛える方法
アウターマッスルを鍛えるためには、ある程度の負荷が必要です。筋力トレーニングやウエイトトレーニングなど、しっかりと負荷をかけるエクササイズが効果的です。
おすすめエクササイズ:
- スクワット
大腿四頭筋や臀筋などのアウターマッスルをしっかりと鍛えることで、骨盤の安定が増し、正しい姿勢を維持しやすくなります。 - デッドリフト
背筋群を鍛えることで、体幹の強化にもつながります。
姿勢改善に必要な筋肉のバランス
姿勢改善において、アウターマッスルとインナーマッスルのバランスが非常に重要です。アウターマッスルが強すぎると、インナーマッスルがサポートしきれず体の歪みを生む原因になります。一方で、インナーマッスルのみが発達しても、日常の動作やスポーツで十分な力を発揮できません。
筋肉のバランスを保つポイント:
- インナーマッスルは日々の習慣で維持する
- アウターマッスルは週に2〜3回しっかり鍛える
- 体幹を意識して両方の筋肉を活用するエクササイズを取り入れる
まとめ
姿勢改善には、アウターマッスルとインナーマッスルの違いを理解し、それぞれをバランスよく鍛えることが重要です。特にインナーマッスルは見えない筋肉ですが、姿勢維持や体の安定において欠かせない存在です。
ピラティスやストレッチを取り入れ、日常生活の中で意識的に使うことで、姿勢が整い、健康的な体を手に入れることができます。姿勢改善に取り組む皆さんも、この機会にアウターマッスルとインナーマッスルの関係を理解し、効果的なエクササイズを取り入れてみましょう!
問い合わせ
LINE@限定で、健康に関する話やお得な情報を毎週お届します!登録無料で個別の相談も受けて付けております! 姿勢矯正・改善ピラティススタジオ Green&Body
〒700-0975 岡山市北区今4-15-23 2F
コメントを残す