岡山の姿勢矯正・改善ピラティススタジオGreen&Bodyです。
肩こりに悩まれている方の多くは、姿勢が崩れてしまっているケースが往々にして見られます。
猫背姿勢や反り腰姿勢など、大きな枠組みでの姿勢はもちろんですが、局所でも見られることがあります。
その中で多いのが、”いかり肩”です。もちろん”なで肩”のケースもありますので、そちらに関してはこちらのブログ『なで肩になると鎖骨が隠れる理由|原因と解消方法の紹介』でご紹介しています。
お客様とお話していると、実は肩こりよりもこのいかり肩自体で悩まれている方もとても多いのです。
- 服を着た時に肩だけが目立っちゃうんです…。
- もうずっと昔から肩が上がっちゃってて、写真撮るのが嫌なんです…。
- 首がすくんで見えちゃうんです…。
このように、いかり肩自体でのお悩みもあるのです。もちろん、いかり肩は肩こりにも直結します。いかり肩の原因はTOP3がこちらです。
【いかり肩の原因TOP3】
- 呼吸の浅さ
- 背骨の硬さ
- 肩甲骨の機能不全
本日はいかり肩の原因について、詳しくお伝えします。
いかり肩の原因TOP3
1.呼吸の浅さ
呼吸が浅いと、それだけでいかり肩になります。呼吸が浅い状態とは、呼吸の回数が多い・呼吸の質が悪い状態と考えられます。
なぜ呼吸が浅いといかり肩になるかと言うと、以下のような2つの流れが起こると考えられます。
- 呼吸が浅い➡息を吸いたい(酸素が欲しい)
- たくさん吸おうと肩全体を使って呼吸をする
このように、呼吸が浅いだけでいかり肩になってしまうのです。
ちなみに、呼吸が浅いと顔もとがってしまうのです…。
2.背骨の硬さ
背骨が硬い状態でもいかり肩になってしまいます。
背骨が硬い状態とは、背骨をきちんと使えない状態と捉えられます。下半身はもちろん、特に上半身の動きは背骨の影響や恩恵を受けます。
- 前かがみでモノを取る
- 背中を反る
- 振り向く
- 横に伸ばす
これらはすべて、背骨がしなる動きにより起こります。
しかし、その背骨が凝り固まってしまうと、動きが制限されます。すると、動きを出せない分他で代償します。
それが肩周りの筋肉や頭を前に出してバランスを取る猫背姿勢などです。これにより、いかり肩という代償が起こりやすいのです。
また、背骨が硬い状態は呼吸の浅さにも強く関係します。背骨が硬い状態では呼吸も浅くなってしまうのです。(背骨に横隔膜が付着していることが関係します)
3.肩甲骨の機能不全
肩甲骨は背中にある三角形の骨で、この肩甲骨は肩の動きに深く関与します。肩甲骨が動かなければ、腕や肩を動かすことが出来ないのです。
肩甲骨は、本来上下・開閉・回るという多くの動きをします。この肩甲骨が正しく機能していない機能不全を起こしている場合、動きや肩が制限されいかり肩になるのです。
いかり肩になっている時の肩甲骨の機能不全として多いケースは、上に挙がって開いている状態です。
この3つの原因の背景には、根本の原因があります。それが、日常生活の中での何気ないくせです。この積み重ねが、上記1~3をつくってしまうのです。
いかり肩と肩こりの関係
そして、このいかり肩は肩こりにも直結します。
いかり肩とは、上記でお伝えしたように肩が挙がっている状態です。
肩がこった時に最も硬くなってしまうのは、僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉で、まさに上記図の手があるところです。皆さんもここをマッサージしたくなりますよね?
いかり肩になると肩が挙がり、周りの筋肉は短く硬くなってしまいます。その中でも特にこの僧帽筋は大きい為、影響を受けやすいのです。
このように、肩こりといかり肩は強く密接しています。肩こりはあくまで結果であって、原因ではないのです。その原因がいかり肩や、もっと言えば日常生活なのです。
上記を習慣的に行い悪いくせを改善することで、いかり肩を改善することが出来るのです。
まとめ
いかり肩になってしまう原因は、呼吸の浅さ・背骨の硬さ・筋肉のアンバランスです。これらをしっかりと見極め整えないと、いかり肩は改善しませんし、肩こりも強くなってしまいます。
もし長年のいかり肩でお悩みの方。まずは原因を探ってみましょう。すると、改善方法が見えてきますよ!
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