現代人の多くが悩まされている肩こりや腰痛。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、姿勢が悪くなり、筋肉がこわばることで痛みが生じます。
そこでおすすめなのがピラティス。
ピラティスは体幹を鍛え、姿勢を整えながら筋肉のバランスを改善し、肩こりや腰痛を和らげる効果が期待できます。
本記事では、肩こり・腰痛改善に効果的なピラティスの基本ポーズを解説します。
自宅でも簡単にできるものを中心に紹介するので、ぜひ試してみてください。
目次
ピラティスが肩こり・腰痛に効く理由
1. 姿勢を整え、負担を軽減する

姿勢の悪さは肩こりや腰痛の大きな原因です。
デスクワークやスマホの使用により、猫背や反り腰になりやすくなります。
ピラティスでは正しい姿勢を意識しながら動くため、自然と背骨のS字カーブが保たれ、首や腰への負担が軽減されます。
体のバランスが整うことで、肩や腰の筋肉に余計な力が入らなくなり、痛みが緩和されます。
2. 体幹を強化し、支えを安定させる
ピラティスはインナーマッスル(深層筋)を鍛えることができるため、背骨や骨盤を支える筋肉が強くなります。
○体幹が弱いと、姿勢が崩れやすく、腰や肩に負担がかかります。
○ピラティスのエクササイズを通じて、腹横筋や多裂筋などの深層筋を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなります。
○背骨と骨盤の安定性が向上することで、腰痛の予防や改善につながります。
3. 血流を促進し、筋肉の緊張を和らげる
適度な運動は血流を良くし、筋肉のこわばりをほぐします。
○デスクワークや運動不足によって血流が滞ると、筋肉が硬くなり、肩こりや腰痛が悪化しやすくなります。
○ピラティスのゆっくりとした動作と呼吸法を取り入れることで、副交感神経が優位になり、筋肉がリラックスしやすくなります。
○血流が改善されることで、筋肉に十分な酸素と栄養が行き渡り、疲労物質が排出されやすくなります。
○特に、深い呼吸と連動した動きは、全身の循環を促し、慢性的な肩こりや腰痛の軽減に効果的です。
肩こり・腰痛改善におすすめのピラティスポーズ
1. キャット&カウ(Cat & Cow)

効果:
- 背骨の柔軟性を高める
- 肩や腰の緊張をほぐす
おすすめの人:
- 長時間のデスクワークやスマホの使用で姿勢が崩れがちな人
- 慢性的な肩こりや腰痛に悩んでいる人
- 体を柔らかくし、リラックスしたい人
日常生活での役立ち方:
- 背骨の動きをスムーズにすることで、立ち姿勢や座り姿勢が楽になる。
- 肩や腰の緊張をほぐし、リラックス効果を得られる。
- 朝や仕事の合間に取り入れると、1日の疲れを軽減しやすくなる。
やり方:
- 四つん這いになり、手は肩の真下、膝は腰の真下に置く。
- 息を吸いながら背中を反らせ、顔を上げる(カウポーズ)。
- 息を吐きながら背中を丸め、顎を引く(キャットポーズ)。
- これを10回繰り返す。
2. ショルダーブリッジ(Shoulder Bridge)

効果:
- 腰の柔軟性を高める
- お尻や体幹を鍛え、腰への負担を軽減する
おすすめの人:
- 腰痛を予防・改善したい人
- 姿勢を改善し、体幹を強くしたい人
- 下半身の筋力を向上させたい人
日常生活での役立ち方:
- 体幹を強くすることで、日常の動作(立つ・座る・歩く)がスムーズになる。
- 腰の柔軟性を高めることで、長時間の座り作業が楽になる。
やり方:
- 仰向けに寝て、膝を立てる。足は腰幅に開く。
- 息を吐きながらお尻を持ち上げ、肩から膝まで一直線にする。
- 息を吸いながらゆっくりと元の位置に戻る。
- 10回繰り返す。
3. スイミング(Swimming)

効果:
- 背筋を鍛え、姿勢を改善する
- 肩こりや腰痛の予防に役立つ
おすすめの人:
- 猫背や反り腰を改善したい人
- 背中の筋肉を鍛えて美しい姿勢を保ちたい人
- デスクワークが多い人
日常生活での役立ち方:
- 背筋を鍛えることで、肩こりや腰痛の予防につながる。
- 良い姿勢を維持しやすくなり、疲れにくくなる。
やり方:
- うつ伏せになり、両手と両足を伸ばす。
- 息を吸いながら右手と左足を持ち上げる。
- 息を吐きながら下ろし、反対側を持ち上げる。
- 交互に10回繰り返す。
4. チェストオープナー(Chest Opener)

効果:
- 胸を開き、肩こりを解消する
- 姿勢の改善につながる
おすすめの人:
- デスクワークが多く、猫背になりがちな人
- 呼吸が浅くなりやすい人
- 肩や首の緊張を感じる人
日常生活での役立ち方:
- 胸を開くことで呼吸が深くなり、酸素をしっかり取り込めるようになる。
- 肩が前に出る姿勢を改善し、見た目の印象を良くする。
- デスクワークの合間に行うことで、肩こりや首こりを防ぐ。
やり方:
-
- 背筋を伸ばして立ち、両手を後ろで組む。
- 息を吸いながら胸を開き、肩甲骨を寄せる。
- その状態で10秒キープ。
- 3回繰り返す。
ピラティスを効果的に行うポイント
正しい呼吸を意識する
- ピラティスは呼吸と連動して行うことで効果が高まります。
- 深い呼吸を意識しながら、ゆっくり動きましょう。
無理をしない
- 痛みを感じたらすぐに中止しましょう。
- 最初は無理のない範囲で行い、徐々に慣れていくことが大切です。
継続することが大切
- 1回だけで劇的な変化は期待できません。
- 毎日少しずつ続けることで、肩こりや腰痛の改善が実感できます。
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まとめ
ピラティスは肩こりや腰痛の改善にとても効果的です。
おすすめポーズまとめ:
- キャット&カウ → 背骨の柔軟性アップ
- ショルダーブリッジ → 体幹・お尻を鍛えて腰の負担を軽減
- スイミング → 背筋を鍛えて姿勢を改善
- チェストオープナー → 肩こり解消、胸を開く
これらのポーズを毎日の習慣に取り入れることで、肩こりや腰痛を和らげることができます。まずは簡単なものから始めてみましょう!
継続的な実践が健康な体を作る鍵となるので、無理なく楽しく取り組んでみてください。
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