姿勢が治らない…猫背や反り腰の本当の治し方を紹介!【動画解説付き】

岡山のGreen&Body-姿勢矯正・改善ピラティススタジオ-です。

 

猫背や反り腰などの悪い姿勢を、なんとか治したい!そう思われている方も多いと思います。

 

しかし、一生懸命頑張ってストレッチをしても、背筋を伸ばしても、結局姿勢は悪いままで治らない…そんなお悩みを持たれていませんか?

 

これには理由があります。なぜなら、猫背や反り腰という悪い姿勢の原因は、脳と呼吸にあるからです。

 

そこを見ず、闇雲に一生懸命ストレッチや背筋を伸ばしても、逆効果になってしまうことも…

 

でも、悪い姿勢に脳や呼吸と言われても、わかりませんよね。安心してください!本日の記事では、姿勢の本当の治し方を、簡単エクササイズとわかりやすくお伝えします!

 

↓猫背のチェックや治し方については、こちらの記事をご覧ください↓

猫背矯正におすすめのトレーニング5ステップ紹介!|猫背姿勢チェックシート付

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2020年7月21日

悪い姿勢の本当の原因は、脳と呼吸!

悪い姿勢の原因として、悪いくせ・座り方・筋肉不足・運動不足などがよく挙げられます。

 

確かに、これらも悪い姿勢の原因です。しかし、本当の根本的な原因は脳と呼吸にあるのです。

悪い姿勢と脳の関係

脳とは、私たちの身体に関する全てを司る、言わば司令塔です。

熱い、痛い、楽しい、嬉しい、悲しい、眠い、お腹が空いた。これらは全て脳が感じて、脳から指示が出ています。

 

そして、脳は身体の各所から情報を集めて、それを基に指示を出します。

 

分かりやすい例で言うなら、信号を”見て”「赤なら止まる・青なら進む」と決めて行動しますよね。これは、目から得た情報を基に脳が判断して、止めるか進めるか決めて実際にその行動につながるわけです。(インプット・アウトプットと言います)

つまり、今ある悪い姿勢は、脳が情報を基に決定している姿勢なので、枝葉の背骨や骨盤だけを意識しても、根本的には治らないのです。

悪い姿勢と呼吸の関係

そしてもう一つ見落とせない原因が、呼吸です。

人は1日に約2万回呼吸をしていると言われています。日頃私たちは何も意識しなくても、呼吸は不随意的に行われます。この呼吸が浅くなっている・回数が多くなっている人が非常に多いのです。

 

呼吸が浅く回数も多くなると、身体は緊張します。プールで息継ぎなしで泳ぐと、「息継ぎしたい!」と身体は緊張しますよね。それは命に関わるからです。

 

ここまで緊急の反応ではなくても、これに似た反応が毎日起こってしまっている人が多いのです。

 

呼吸が浅くなる原因は様々です。

  • マスク
  • スマホ
  • PC
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 酸化系食品の食事
  • 同じ姿勢を繰り返す

最近では、特にマスクが原因として多く挙げられます。

呼吸が浅いことは生命に関わる為、常に身体や筋肉がガチガチに緊張します。そして身体は硬くなり、それが肩であれば猫背に、腰であれば反り腰になります。

 

つまり浅い呼吸による緊張が原因の場合、いくらマッサージをしてもまたすぐに緊張して、悪い姿勢になってしまうのです。

 

姿勢が悪い状態には、必ず脳と呼吸の不具合が背景にあります。例え筋力不足で悪い姿勢になったとしても、それを脳が覚えてしまうことや、物理的に呼吸に関わる横隔膜が圧迫され呼吸が浅くなるなど、必ず相互関係が起こるからです。

 

悪い姿勢を改善する為には、脳と呼吸の改善が必須です!

【動画解説】悪い姿勢を治す!3つのピラティスエクササイズ

悪い姿勢を治す為には、脳と呼吸にアプローチすることが必須ですが、その方法で最も優れているのはピラティスです!

 

まずは、早速エクササイズを3つを動画でご紹介します!

1- ベリーリフト

2 – 90/90(ナインティー・ナインティー)

3 – ショルダーブリッジ

 

この3つを行うことで、呼吸が安定し脳の緊張もほぐれ、更には脳に対して正しい姿勢を再インプットすることができるのです。

ピラティスで悪い姿勢が治る理由

ピラティスでは、常にエクササイズ中深い呼吸を意識します。激しい運動では、一層呼吸が速く浅くなりますが、ヨガやピラティスなどのボディーワーク系では、ゆっくりとした深い呼吸を行います。

 

深い呼吸によって筋肉の緊張がほぐれ、同時に自律神経も整う為、脳の緊張もほぐれます。

さらに、ピラティスは日頃使わないインナーマッスルや関節などを使います。その為、脳では「普段使わないところを使ってるぞ!どこだ!?どう動かせば良いんだ!?」などの活性反応が起こります。

 

できないことや慣れないことをしようとすると、脳は非常に活発に動くのです。

初めて自転車にまたがった時、何度も転んだりサポートを受けるなどを繰り返して、一人で乗れるようになりますよね。

 

それと同じで、脳は新しいことや普段行わないことには敏感で、それをなんとか達成させようとします。

 

しかも、それが身体の奥にあるインナーマッスルや小さな関節になればなるほど、感覚が研ぎ澄まされ、脳により良い情報がどんどん飛びます。その結果、動きそのものが精巧になるのです。

 

ピラティスをするだけで、脳にも呼吸にもアプローチできて、しかもインナーマッスルを鍛えて身体も調整し、根本的に姿勢を治すことができるのです。

悪い姿勢を治す5つの生活習慣

悪い姿勢は、必ず日常生活のちょっとした癖の積み重ねでできてしまいます。もちろんピラティスでも根本解決はできますが、そもそも悪い姿勢になった原因は日常生活にあります。

 

そこにメスを入れることで、悪い姿勢を生活の中で治すことができます。今回は、簡単に取り組める日常生活での悪い姿勢を治す方法を5つご紹介します。

1- 家ではマスクを外す

マスクをするだけで、口呼吸が優先される状況になります。

 

マスクをすると呼吸がしづらくなり、多く息を吸いたいと考え、無意識に口での呼吸を優先させてしまうのです。

 

外出先ではマスクは手放せない現状ですが、室内ではできるだけマスクを外しましょう。

2- 椅子に深く腰掛ける

椅子に座る際、腰にスペースが空くような浅い座り方では、骨盤がどんどん前に滑っていきます。これだけで、猫背や反り腰になります。

 

椅子に座るときは、お尻の上に肩がくるポジションになるよう、深く腰掛けましょう。

3 – 同じ姿勢を30分続けない

人間の脳は上書きが得意で、それは30分で遂行されると言われています。つまり、同じ姿勢を30分続けると、それがインプットされるのです。

 

例えば、ずっと座りっぱなしになると、お尻の筋肉は伸ばされます。すると、脳は「お尻は伸ばすところなんだな」とインプットしてしまいます。そうなってしまうと、いざ歩こうと思った次の時には、お尻があまり働かないということになってしまいます。

 

その為、仕事中などでも30分に一度は立ち上がるなど姿勢を大きく変えましょう。それだけで、筋肉の悪いインプットを防ぐことができます。

4 – 階段を使う

脳にとってとても良いことは運動であると説明しましたが、その中でも際たるものは”歩くこと”です。

 

二本足で重力に逆らって移動することは、何よりの全身運動になります。

 

そして更に、強度を上げることができるのが段差、つまり階段です。日常生活の中で、ついエレベーターやエスカレーターを使っていませんか?

 

階段を昇り降りするだけで、全身の筋肉が使われます。日頃から使っていない人にとっては、脳の活性にもなります。積極的に階段を使いましょう。

5 – 身体が酸性になるものは食べない

実は食べ物も姿勢に関係します。なぜなら、酸性のものを食べると呼吸が浅くなってしまうからです。

 

加工品や参加した食べ物を多く食べると、体内のpH値は酸性に傾きます。すると二酸化炭素が多く発生し、身体はそれを体外に排出しようとします。つまり、呼吸の回数が多くなってしまうのです。

 

身体を酸性に傾ける食べ物の一例は、以下です。

 

  • 酸化した油を使った食品(揚げ物など)
  • 加工品
  • ファストフード
  • インスタント食品
  • 脂身

 

これらを控え、逆に食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富な食事を摂ると、身体はアルカリ性になります。積極的に和食などを食べましょう。

まとめ

悪い姿勢の根本的な原因は、浅い呼吸と脳の悪いインプットにあります。そこを見ずして、いくらマッサージや背筋を伸ばしても、姿勢は治りません。

 

オススメの改善方法として、ピラティスやヨガなどのボディーワークで深い呼吸をしながら、インナーマッスルや大きな関節を動かし、脳に正しいインプットを入れましょう。それが根本的な姿勢を治す方法です。

 

また、悪い姿勢の原因は必ず日常生活のちょっとした癖に隠されています。

 

日常生活の中で少しのことでも意識して取り組むだけで、悪い姿勢にさせず良い姿勢をキープすることができます。

 

是非取り組んでみてくださいね!

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    【代表トレーナープロフィール】木村泰久

    2017年7月3日
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